四式中戦車チト「ダイバー調査」準備風景
2013年が明けて間もない1月5日(土)午前10時から、器具、機械による探索から、さらに進んで、人間の目で確認できる「ダイバー調査」が行われました。
今日のダイバーは、神奈川からボランティアでご協力いただくコーワ潜水の方です。事前準備を着々と進めています。
戦車の専門家の方も、戦車の模型を持ってマスコミの取材を受けています。
第1回調査で金属音を最初に聞いた、三重県の林さんは調理器具を準備いただき、参加者に温かいコーヒーをサービスしてくれてます。
10時のスタート予定から20分ほど遅れて、スマッペの中村事務局長、コーワ潜水の柳原社長、プロダイバーの山本さんから、今日の調査の概要説明が行われました。
この時点で、テレビ、新聞などのマスコミの方を含め40名以上の参加者の中で、いよいよ調査スタートです。
四式中戦車チト「ダイバー調査」第1回潜水
午前11時10分、集まった皆さんの期待を背負って第1回目の潜水が開始されました。
潜水中のダイバーへの指示は、調査範囲を見渡せる位置から、ダイバーとケーブルでつながれた通信装置で行われます。通信装置には、スピーカーも接続され、参加者にも海中とのやりとりが克明に伝わります。
潜水開始直後の動画です。
地上と海中との交信の様子です。
第1回目の潜水を終えて、海中の急斜面の様子を説明されています。
四式中戦車チト「ダイバー調査」第2回潜水
午後12時45分、第1回目の潜水後、海中の様子や前回の音波探索の資料を元に、調査ポイントを絞り込んで2回目の潜水が始まります。ダイバーは、コーワ潜水の社長・柳原さんです。
1回目の潜水を行ったダイバーが、状況を把握したうえで指示する側に回ります。
ケーブルが潜水の障害にならないよう、ケーブルを巻いたり、送ったりして、見事な連携プレーです。
海中から、ディレクターチェアのようなものを引き揚げてきていただきました。
第2回目の潜水スタート直後の動画です。
第2回潜水がスタートして、約30分経過後から、地上に上がってくるまでの動画です。
コーヒーを出してくれた林さんは、お昼ご飯にと、地元三重県の「伊勢うどん」を作ってくれました。ありがとうございます。
参加者が持ち寄った、戦車の模型勢ぞろいです。
こうして、「ダイバー調査」1日目は終了し、作戦を建て直し明日の調査に臨みます。